With your future

男も女もアイドル祭り

"いつか"がこんなにも早いとは

先日、モーニング娘。’15 9期の鞘師里保さんの卒業が発表された。

 
 
いつか卒業するだろうとは思っていた。
 
しかしこんなにも早くこの”いつか”が来ることを誰が知っていただろうか。
 

 
私がモー娘。に興味を持ったのはアメトークでフットボールアワーののんちゃんがBerryz工房芸人としてベリを紹介した時だ。
 
アメトーク放送後、YouTubeでベリを見ていた私はベリにハマろうとした。しかし、ベリよりもその関連にあったモー娘。の方にハマったのだ。
 
その時はワクテカ Take a chance発売前だった。知っているメンバーは道重さゆみ田中れいな、あと中居くんの黒バラでカワイイ顔だなと印象に残っていた工藤遥くらいで、他は顔も名前も知らない。
 
 
けれど、私と同世代のまだ10代の幼き少女達が10年選手の道重田中と歌っている姿に胸打たれる感覚を受けた。
 
 
私は中3の時に少しの間だけ高橋愛がリーダーをしていた、通称プラチナ期のモー娘。にハマっていた。全体的に暗めのエモい曲ばかりだったのだが、その時爆発的に売れていたAKBと対角のところにあるパフォーマンス力の高いプラチナ期にばっちり合っていて、女子アイドルにかっこいいと初めての感情を持った。
 
 
しかし、道重がリーダーを務めるようになってからのモー娘。はEDM楽曲にシフト変更し、それに合わせてフォーメーションダンスを売りにするようになった。
 
 
そのモー娘。でセンターを張っているのが、鞘師里保である。
 
 
広島のアクターズスクール出身でダンスが得意な彼女はモーニング娘。加入直後に高橋愛新垣里沙と共に完璧なパフォーマンスを披露し、彗星の如く現れたハロプロの救世主だと話題になった。
 
 
すぐにセンターを勝ち取った鞘師は以降4年間その位置に立ち続けた。
 
 
ダンスは抜群のリズム感とキレ、しなやかさ共に別格のものを持っていた。歌は少し喉で歌っているところもあったが、音の1つ1つに魂が込められた、ソウルフルな歌声。ステージの上での鞘師の輝きはすごい。目がついつい彼女を追ってしまう。残念ながらまだ生では見れていないのだが…。
 
 
けれどステージを降りると不器用で人見知り。また、心を許した人には幼児のように甘えたりもする。意外とギャグ線が高かったり、気を抜くと広島弁がぽろっと出たり。
 
 
家庭菜園でハープを育てていたら突然ワタが出現しちゃって慌てたり(それはただのカビだったのだが)。サボテンに挑戦したらあっけなく枯らしてしまったり。
 
 
噛み噛みクイーンの愛ちゃんとの早口言葉対決では、愛ちゃんが負ける展開をみんな期待していたのに、愛ちゃんよりもめちゃくちゃ噛んで負けちゃったり。みんなでフリスビー当て対決の時ボーッと立ち尽くしていたら隙を狙ったフクちゃんにフッツーにフリスビーを当てられちゃったり。
 
私は鞘師の高いパフォーマンス力からは考えられない普段のポンコツさも大好きだった。
 
 
そんな鞘師からの突然の卒業発表。
 
 
それはライブ中ではなく、ブログで。年末に卒業ということはあと2ヶ月しかなく、今行っている秋ツアーが鞘師のモーニング娘。としての最後のツアーになるという。本当に突然すぎて、言葉を失った。
 
特別な事情がない限り、メンバー卒業の際はライブでの発表から1年ほどの猶予があり、卒業シングル・卒業ツアーという段階を踏んで卒業していく。
 
 
最初鞘師は何かやらかしてしまったのだろうかと思った。しかし卒業の理由はダンスと英語力の向上のためにアメリカへの留学を考えているからという立派なものだった。では何故こんなにも急なスケジュールなのだろうか。まあこの謎の答えを私たちが知ることはないと思われるので深く追及はしないでおく。
 
 
女性アイドルの寿命はとても短いものだ。永遠にアイドルとして生きていくことはできない。私も彼女たちを応援しながら、いつかはみんな巣立っていくのだよなと思っていた。道重が抜けてからはそのことを特に意識し始めたのだが、13人体制になってから誰が卒業するのか全く予想がつかない。一人一人プロとして前を、前だけを見続けていたからだ。
 
 
現に鞘師含める13人のモーニング娘。’15はあと2カ月と迫った鞘師卒業に向けて突っ走っている。卒業には驚いたけど進むしかない。これが彼女たちの総意であり、今までもその道しか選んでいない。
 
 
前を向いて頑張る彼女たちを応援する立場の私が後ろ向いててどうするんだ。と思うので、鞘師の決断を無駄にしないようにあと2か月彼女がモーニング娘。'15として輝く姿を応援していきたい。幸いなことに12/8の武道館、彼女の最後のツアー公演のチケットを手にすることができたので、最初で最後13人の生のパフォーマンスをこの目にしっかりと焼き付けたいと思う。